長者町アートファーミングに出張しました 2019.6.22

「農業と野菜と人とお酒と」

うちは僕が生まれるずっと前から農業を営んでいて、それは現在、家庭菜園レベルまで縮小はしているが、それでもかなりの種類の野菜や果物を育てている。

昔の日本のたいていの家は、そうやって野菜を育てていて、まさに地産地消、身土不二、循環社会だったのかもしれない。

時代の流れとともに、そういう風習がなくなったとしても、それは仕方ないことだと思うけど、良いところは復活させてもいいんじゃないかな。

それがアートとの融合だったり、都市農業だったり、と形はどうあれ・・・

小さくてもいいので、土はあったほうがいい。
少しでもいいので、育てる喜びは知ったほうがいい。
わずかでもいいので、収穫できる感謝はもったほうがいい。
微弱でもいいので、収穫できたときは、皆で分けあったほうがいい。

小さな虫がどれほど偉大な働きをするのかを知ったほうがいい。
雑草がどれほどたくさんの試練のなかで生き抜いているかを知ったほうがいい。

すべてのことには理由があり、その自然の摂理に基づいて命は存在するのだと、人間はその自然の摂理の大きな輪の一部にすぎないのだと

時には
土を耕しながら、
空や太陽を仰ぎながら、
雨を待ちながら、

頭で考えるのではなく
全身で感じたほうがいい。

その農作業のあとのお酒は
きっとジーンと体に染み渡るに違いない。

ちなみに僕は農作業はほとんどやりませんが・・・。

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